2021年 10月 03日
言葉へのこだわり
Natsukiは言葉を尽くした話しはほとんど伝わっていない。
特に、natsukiの未熟な部分を指摘せざるを得ない状況の話し合いで起こる。
高校くらいからだんだんと自分(natsuki)の思っていることを少しずつ発するようになってから、
Natsukiは人の話を理解できる能力が足りないとわかってきた。
長い話、例え話を含んだ話などは、要点が理解できないようだ。
わかりやすい短文は頭に入りやすい。
話を聞いている姿は、きちんと微動だにせず聞いているから、わかっている(理解)のだと錯覚をする。
実際、親も高校生くらいまでは理解できていると思っていた。
本人も「わかった」と言っていたのだから。
だけど、違ったのだ。
人が話している会話の中の、たった一つのワードにnatsukiがひっかかりを感じたら、そのワードを勝手に妄想解釈してしまう。
そしてそのワードひとつにこだわってしまい、全体の話している内容が全く耳に入ってこなくなってしまう。
そこから勝手に人が話している内容を変えて聞いて(聞こえてしまうのか)理解しようとしない。
人の話を勝手に妄想としか思えない思考になることから、話の筋をコロコロと変えていく。
高校生くらいになったnatsukiと話していてこのようなことに気づいた。
このような議論?になる時は、年に1度くらいある。
特にnatsukiに明らかに非がある時、それは違うよと伝える時。
全く違う方向へと勝手に持っていくという思考にはしってしまう。
それが意図的なのか、無意識なのか、自分勝手に解釈して自分擁護を始める。
または攻撃してくる。
だからこちらも譲れない。
natsukiがダメなことをしてしまったことに対して、今後は改めないといけないことだからだ。
なのに、話が通じない。
前記のようになってしまうのだ。
自分(私)がおかしいこと(辻褄が合わないこと)を話しているのかと錯覚をしてしまう。
夫がいる時に話すようにしている。
夫も一緒に説教してしまうと、2対1になってしまうので小さい頃から必ずどちらか一方で1対1で話をnatsukiに聞いてもらうようにしている。
私が諭す時は夫は何も口を挟まないけど、いてる。
私の話し方が悪くて、natsukiが理解できないのか。
全く違う意味で受け取っているnatsuki、全く筋違いなことで怒り始めてしまうnatsuki。
「そんなことを言っていないよ。さっきからこのように言っているでしょ」と言っても「違うじゃん。こう言ってたじゃん。」と全く方向違いのことを言ってくる。
あとで夫に「私の話だと理解できない? natsukiが言っているようなこと私、話したかな?」と不安になり聞くと
「natsukiの解釈がおかしい。全く話が理解できていない」と。
もう日本語が通じないレベルになってしまうのだ。
このことがわかりだしてからというもの、どうしたらいいかわからない。
おそらく、今後も人の話(特に本人に重要なこと)は理解できないでしょう。
わかりやすい短文のみにしないと頭に入らない。
でもただ理解できないならまだいい。
厄介なのは、屈折して勝手に妄想して人の話を理解するというところだ。
natsukiは相手が言っていることは正しくなくおかしい。
正しくないこと(natsukiが勝手に解釈した相手の言葉)は理解しなくて当然だ。
というようになってしまう。
ひとつのワードにこだわっているうちに勝手に妄想しだすというのも発達障害なのか、性格なのかわからないが、
話を理解できないのは本人も周囲も辛い。
親はこの厄介な言葉へのこだわり特性にやっと気づいたので、できるだけ短文、明解にして話しをするように心がけてはいるが難しい。
この特性に気づくことは他人には難しい。
普段の会話で問題は全く起こらないし、友人や部活動でも全く問題なかった(表面上しかわからないが)。
体育会系の部活で部長もこなしていたくらいだ。
だからこそ、この特性はややこしい。
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by akisaku1231
| 2021-10-03 13:11
| 息子(小学校)