2021年 02月 27日
ADDなところ
小中高と提出物を期限までに出すことができない、忘れ物ばかり、物をすぐ紛失
テストの範囲、科目日程すらメモしてこない、
保護者への手紙もどこかへ紛失(高校時から学校からの連絡がラインとなったので楽になった)
鞄に入れるものは全部グチャグチャに折れてるか丸まってる、
鞄の中、ポケット全て汚すぎて見たくない。
上履きも持って帰ってこない。
「持って帰ってきて」何度言っても忘れるので途中から言うのを諦めた。
12年間洗ったこともない、私ももちろんnatsukiもだ。
学年末に先生に強制的に持って帰らされ汚すぎてそのままゴミ箱。
新学期はどちらにせよサイズ交換で新規購入していた。
教科書も紛失し(試験前に発覚多)販売会社からもう一度購入
学校の図書室の本も期限が切れても返さない。
声をかけても「明日持ってく、部活遅れる〜」結局期末に怒鳴りまくって休みの日に持って行かせることになる。
体育会系部活に入っていた。その大切な道具を試合前日に忘れてきて(学校外、それも盗難を心配するような場所に置き忘れ)思い出したのが夜中。ビルの鍵が開く早朝の時間帯まで車内で待ち、開いたと同時に道具を発見し、そのまま車で試合会場に乗り付けギリセーフという心臓バクバクなんてこともあり。
定期券忘れはよくあることでその度に周囲のご好意を受けてきたnatsuki。
学校の机やロッカーもグチャグチャ
もちろん家の中も整理整頓ができない
いつも何かを探している(必要なものがすぐ発見できない)
自分で見つけることができない(探す能力がない)
とりあえず挙げてみたがこれは序の口である。
コミュニケーション能力や他の面についてはまた別途。
こんな状況であるのに、本人は至って飄々としていて超ポジティブ、楽天家。
まあ、これが一番の救いであるし、natsukiの長所の一つでもある。
ADDが判明してからネットや書籍で書かれているようなアドバイスは片っ端からトライしてみた。
今まで注意を向けるようサポートしてくれるようなものは彼にはまるで通じなかった。
ただいろんな方々のブログを拝見して様々なサポートや考え方について勉強させてもらっていたり、とても励まされている。
ネットがあって良かったなあと心から思っている。
親がサポートすることでなんとか小中高は乗り切った。
まさに親子バトル、特に中学時代が酷かった。
どうやって乗り越えた(乗り越えられないことも多々)かは少しずつ備忘録として書いていけたらと思う。
そして今、大学1年。
先日発表された成績、やはり単位を落としていた。それも必修3科目。
来年までに取得できればいい科目でなんとかセーフだった(来年が恐ろしい)。
なぜ落としたのか。
案の定、提出物を出していなかったからというもの。
まあ落としたのが3科目だけで良かったと思うべきなのか、他の単位がなんとか取れたのが奇跡なのか。
大学入学したらもう親のサポートが届きにくくなるので心配していた。
そしてコロナ渦でオンライン中心になってしまった。
中高(小学校もスポーツ)と体育会部活で暇な時間がほとんどない生活だった。
大学入学式もなくそのままオンライン授業開始となり(緊急事態宣言もあり)、natsukiにとって暇な時間が初めて持てた1年間となってしまった。
どうなったかというと、もう怠惰な生活にどっぷり!
natsukiは精神面の中のある部分は、実年齢よりも5年から10年遅れている。
だから実年齢19歳の中に、15歳から9歳の精神面を内包しているnatsukiだ。
9歳(小学生)の一面を持っている子が19歳(大学生)の中で奮闘していると思えば、よく頑張っていると思う。
そのことは理解しているのだけど、でもいろいろな局面にぶつかってその一面をあからさまに見せられたりすると、なんともいえない気持ちになってしまう弱い親だ。
そして今回単位を落としたことだけを書いているが、これ以外でもこの1年間色々とあった。
親として19年、そしてADDとわかって9年、わかっているつもりでもやはりズドンとくるなあ。
文章にしてみると、たったこれだけになっているけど、なかなか(!)今までの気持ちを表現するのは私には難しいことがわかった。
書いたら少しラクになった、気がする。
アニメでも見よう!
特に5、6年前くらいからアニメ好きになった52歳のおばちゃん、がんばっていこ。


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by akisaku1231
| 2021-02-27 20:08
| 息子(大学)