2021年 02月 19日
顔に水がかかるのが苦手だった
小さい時からnatsukiは顔に水がかかることが好きではなかった。
お風呂やプールは嫌いではないのだが、とにかく顔に一滴でも水がかかると拭かずにはいられない。
みんなでバシャバシャとプールで遊ぶのは特に苦手だった。
Natsukiの周囲では、幼少期の習い事として多かったのは水泳だったので、小学生頃になると大体泳げる子が多くなってきた。
プール自体嫌いではないので、習い事ではなく、親子で泳ぎの練習をしていたが、顔に水がかかることに慣れなかった。
だんだんと一瞬、水に顔をつけることはできるようになるのだが、その後手でゴシゴシ拭くことは変わらなかった(普通の人以上に)。
それでも成長するごとに少しずつ慣れていったが、中1まで泳げなかった。
中学、夏休みのプール開放日(先生見守りあり)が毎年あったので参加していた。
中2のその開放日で教えてくれた先生の指導1回で、初めて25mクロールを泳ぐことができた。
帰宅後すぐに「初めて泳げた!」と伝えてくれたnatsukiの嬉しそうな顔は忘れられない。
早速家族でプールに行き、その泳ぎを見せてくれた。
いわゆるきれいなクロールではなく、溺れているのではないかと思うようなクロールだったが、確かに25m足をつかずに泳ぎきっていた。
夫婦でそれを見て涙が出るほど嬉しかった。
natsukiの成長が平均より遅く、プラス怖がりでもあったのだが、少しずつ出来ることが増えていき、
その時々に、natsukiにとって最適なアドバイスをしてくれた先生がいてくれたことにありがたいと思っている。
その先生は最後のステップを超えられるアドバイスを与えてくれたのだろう。
小学校からずっとプールの授業でお世話になった先生方のおかげもあるのだろう。
周囲はほとんど泳げる子だった。
natsukiが言うに「クラスで泳げないのは僕だけ」もしくは「僕ともう一人くらい」ずっとこの状況だった。
そんな状況の中、顔に水がかかるのが苦手な子に、プールの授業を嫌いにならないようにしてくれたことをありがたいと思う。
私はプール授業を見たこともないし、natsukiから内容を話してくれることもなかったけど、きっと配慮があったことだろう。
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by akisaku1231
| 2021-02-19 17:09
| 息子(小学校)