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母への手紙

natsukiが生まれてから特に、以前に書いた「結婚」というタイトルや「強迫性障害(子育て)」の中でも書いたが、母に対して拒否感が頂点に達しつつあった。

母が夜逃げのように家を出てからずっと一緒に暮らしていないし、電話は一方的にかかってきていたが、できるだけ会わないようにしていた。結婚、妊娠、出産の出来事が続いた時は以前と比べれば意に沿わず回数は増えたと思う。でも一般に比べれば極端に少ないと思うが。

初めて母がnatsukiに対面してから、母はnatsukiに対してはメロメロ溺愛だった。
それは一貫していて、今まで母がnatsukiに対してひどい態度や悪口などそういう言動をしたことは一度もない、断言できる。
natsukiを心から愛してくれている。

その代わり私にはさらにひどくなった(母はそんなつもりはないのだろうが)。
natsukiはもちろん夫のことに対しても、
「akiraちゃんが至らないから、natsukiや夫がかわいそう」
「akiraちゃんがちゃんと面倒を見てあげないから、そうなるのよ」
掃除、料理、子育て、買い物、暮らしぶりから全てにおいて私を否定し、「私(母)よりもできないakiraちゃんだから、natsukiや夫がかわいそう」という言動を繰り返した。

「自分が捨ててしまったものを持っている幸せな娘に対しての嫉妬心、自分も一緒に味わいたい、何もできない娘より自分がその立場にいる方がうまくできるしみんな幸せだ。娘の立ち位置に私が座りたい」

母がそういう思いを心の底で考えていて、その思いが言動に現れてきているとしか思えなくなっていった。

夫には母とのことはいつも相談して聞いてもらっていたが、ついに耐えられなくなった。
夫にも相談しながら、母に自分の思いを手紙に書いて送った。

すぐに母から電話がきた。
泣きながら
「そんなつもりは一切ない」
「まさかakiraがそんなふうに思っているなんてものすごく悲しい」
「akiraちゃんが夫に飽きられないようにあなたのためを思って言っていたのよ」
「akiraちゃんのためを思って言っていたのに、そんな風にakiraに言われると辛すぎる」

そう、母の真骨頂である「自分は被害者。相手に罪悪感を持たせる」話し方だ。

母はすぐに妹にも電話をかけていた。
妹からは後日電話がきた。
妹はずっと遠距離に住んでいたのでなかなか会えないため、母と私の関係は理解していない。
妹は母が浮気、離婚の最中からずっと母とも遠距離だ。だから母の言動は中高生前までの記憶だ。

妹は「誤解もありそうだから、母のことも思いやってくれ」というような話だった気がする。
妹すら母の私に対する言動を理解してもらえないのだ。
誰にも理解してもらえない自分は、もしかして自分がおかしいのか。

精神的に不安定のままだった。


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by akisaku1231 | 2021-02-17 12:04 | 私の生育、環境
母(強烈な性格?)の娘である私akira(おそらくadd)との関係 そして一人息子natsuki(add)との関係についてのブログ

by akisaku1231