2019年 12月 25日
偏食
私の食生活は偏っている。
実家が破綻するまでは普通に家族で食卓を囲み、母が作ってくれた食事を食べていた。
おやつは母手作りのものが多かった。
子どもが好むポテトチップやジャンクフード類はあまり家に置いてなかったので、とても憧れていた(食べてない訳ではなかったが)。
高校生からダイエットに興味を持ったので食事量は若干少なめ程度だったが、それもノーマル程度のものだった。
家族が崩壊したり、自分も社会人で一人暮らしを始めた頃から、食生活が偏って乱れていった。
もともと食事に興味がなかったのだろう、お腹が空いたら自分の食べたいものだけを食べられれば大満足だった。
なので社会人で一人暮らしになり、自分のお金で食べたいものを買って帰るようになった。
結婚するまで食事を作るなんてことはしなかった。
その「食べたいものだけ食べる」という食事とは、
独身時代平日は帰宅すると21時前後が普通だった。
閉店前に間に合えばいつものチェーンのケーキ屋でケーキを買って帰り、それが夕飯と翌日の朝食。
間に合わなければコンビニで甘いものなどのお菓子類を買って夕食はそれをつまむ、そして朝も。
食費(ケーキ代ほか)が嵩みすぎているなあと思うと、家でご飯を炊いて白ゴマをいっぱいかけて食べるのが大好きだった。
まれに気分で買ったりする焼きそば麺があれば、それを醤油で味付けしただけで食べるのが(肉野菜なし)大好きだった。
それで大満足だったので、そんなメニューの繰り返しを何年もしていた。
働いている平日の昼食は、同僚たちと職場で食べるのが常だった。
昼食は職場近くのコンビニで、おにぎり1個とコロッケ1個がお気に入りで毎日同じものを何年も食べていた。
それが好きなのだから迷うも何もない。
一緒に食べている同僚たちはいつも同じメニューなことに驚かれていた。
平日も休日も同じメニューを繰り返すことになんの疑問もなかった、だって大好きなものだから。
逆にそれを崩されるのは嫌だった。
例えば職場でたまにはランチ食べに行こうなんて話になると、「内心嫌だなあ、いつものおにぎりがいい」と思いつつ、人間関係は崩したくないので、嫌々参加していた。
美味しい料理なのに、味の問題ではなく、いつもの日常の味が変化するのが嫌だった。
ケーキ(安いコンビニケーキでもチェーンのケーキでオッケー)
ジャンクフードでも食べられるものは昔から決まっていてそれ以外は食べられない。
ポテトチップ塩味のみ、お煎餅は醤油かサラダ味のみオッケーでそれ以外の味は無理だ。
カップ麺、カップスープ、スープの素などはすべての味がダメで、人が食べた後の匂いもだめ。
これは小さい頃からダメだったと思う。食べた記憶がない。
人口調味料が一切ダメという(イメージ)のではなく(全てに入っているし食べてる)、ただこだわりがあるだけ。
こだわりを少しこじらせたような、偏食です。
今でも。
by akisaku1231
| 2019-12-25 14:15
| 私の生育、環境
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