2019年 08月 28日
妊娠
私が結婚退職後、妊娠したため、専業主婦となった。
母とは自分の精神安定のため、できるだけ会う機会を少なくしていた。
それまでの経緯と結婚前後の母の異様な態度に悩まされていたけど、
やはり母の呪縛(自己嫌悪に陥れるようにされる言動により)からは逃れられていなかった。
妊娠がわかった時から母には妊娠出産子育てには一切手伝ってもらわず夫婦二人で頑張ろうというのは二人で決めていた。
母のこと(私の両親のこと)は、夫には付き合っている時からずっと相談済みだった。
私が相談していたことを、夫は初めて体現して本当に驚いていた。
手伝いなんて必要ないと断っているのに、数回アパートに(妊娠中)来てしまわれた時に起こったことだった。
切迫早産のため入院したりと絶対安静の時期があったので、
母は心配と称してアパートに数回来た。(以下はその時のこと)
夫が全て家事や身の回り(私)をしてくれていたので、母のお手伝いは必要なかったし、
お手伝いしてもらいたくもなかった。
それでも母は「何でもしてあげるわよ。掃除もどこでもするわよ」と押しかけて来た。
安静が必要な時期は、私も室内の掃除など完璧に行き届くはずもなく、夫も普通に生活できる程度の掃除をしてくれていた。
母はその状況を「まあ、ここにも埃が。こんなに汚くしていて気持ち悪い。」
「いくら妊娠して安静と言われているとはいえ専業主婦なのに、こんな状態は夫くんに申し訳ないでしょ」という母。
切迫早産で絶対安静で入院していた後は家事は最小限にしてゆっくり休まないとすぐにお腹が張ってしまうということを何度言ってもわからない。
来ても何もしないでいいと言っているのに勝手にやり出す母。
とにかく母は私の至らないところを夫の前で指摘した。
「夫くんに何を食べさせているの?」
「ちゃんとお肉をいっぱい食べさせてあげてる?」
「栄養のあるものを考えているの?」
「お肉、ステーキを食べさせてあげなきゃ、男の人は」
「今日の夕飯のメニューは何なの?」
煮物やおひたし、お魚、常備菜、お味噌汁のとき、ちょっと渋目のメニューの時。
母は「ダメじゃない。かわいそうに。こんな貧弱なメニューじゃかわいそう」
何でも「夫くん、かわいそう」を連発する。
私が考えたメニューは全て母は否定だった。
結婚後、母は夫の前で、猫なで声で夫を褒め称えるようになった。
洋服、仕事、立ち居振る舞い、とにかく夫のこと全てだ。
そして私のことは夫の前で「何もできない子で申し訳ない」「あんなこともできなくて」と蔑んだ。
「夫くん、こんな食事で物足りないんじゃない?かわいそうに」
「私はいつもakiraちゃんに言っているのだけどね、夫くんがこれじゃかわいそうよと」
「本当にかわいそうに」と。
自分だったら(母)もっと美味しいものを作れるから、作ってあげようか?という流れになるように。
(当然だが断った)
うまく伝えられないが自分の母親がまさか娘の夫に猫なで声を出す(=態度)ことにびっくりだった。
妊娠中に、義弟が少し顔を見せにきてくれた際、たまたま母がアパートに来ていた。
そうすると母は「まあ、いらっしゃい。こんな汚い片付いていないところでごめんなさいね」
「どうぞどうぞいらっしゃい」
「結婚式以来ですわね」
「こちらでお茶を入れますからお坐りになって。」
「お紅茶がお好きかしら?それともおコーヒー?どちらがいいかしら?」
「お菓子は何かあったかしら」
などと、まるで自分の家のように、自分が夫の妻のように、自分の家であるかのようにはしゃいで主婦の真似事をしていた。
その様子を見て私は吐き気をもよおすくらい嫌なものを見たと思った。
母が女を出しているのだと。
私が結婚という環境が変わったことで、新たな母の嫌な面を見てしまった。
もうこれ以上、私の大切なものに関わって欲しくないという気持ちでいっぱいだった。


にほんブログ村
by akisaku1231
| 2019-08-28 19:43
| 私の生育、環境
|
Comments(0)