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母の離婚(6/7)



母からの泣きながら愚痴悪口を話す電話は頻繁だった。
その母からの電話がピタッとなくなると心配になった。
1週間何も連絡がないところへやっと電話がかかってくると、
元気な声で「ここのところ、男性と旅行に行ってきたの」
「楽しかったわー。こんなところ、あんな料理を食べたのよ。初めてよ」
「そうそうakiraちゃんにもお土産買ってきたからね、今度渡したいから会いたいわー」

散々心配させるような電話をかけてきておいて、男性と仲直りするとまるで連絡をしてこない。
今まで会話がまるでなかったかのように仲良しアピールだった。
これを何度も何度も繰り返された。
今の時代のように携帯電話などない時代だった。

愚痴電話の内容は以前書いたような内容だ。
その言い方が母は上手だったのだと今は思う。もともと口がうまいのだ。

ー 寂しくて不安で、一人で死んでいるかもしれない ー
ー 誰も私のことを考えてくれない、心配してくれる人なんていない ー

そんな内容を散りばめながら泣きながら私(娘)に話すのだった。
私は連絡がなくなるたびに最後の電話の内容を思い出しては心配させられた(していた)。
愚痴電話の対応も私なりに「こうしたら」とか「考えすぎだと思う」など
母の心が軽くなるような言葉を考えた。
そして電話が終わった後も母のことを考えて次の電話の時にこうアドバイスしたらどうかなど、
思いを巡らしていた。

新しいアパートからまた男性のマンションに戻ったりを繰り返した。
結局新しいアパートを引き払いマンションに戻った。
でも不満や不安は高まるばかりだった。

子ども(娘たち)も頼りにならない(自分を養ってくれない)ようだと思った母は
自分の妹(私からみたら叔母)の近くに次のアパートを借りた。前回のアパートは男性のマンションに近いところだった。
今回のところはマンションから電車で30分くらいのところだった。
男性マンションに住むが万が一喧嘩した時の一時しのぎとのことだった。
漫画に出てくるような見たこともないオンボロアパートで、新しいアパートとの差に笑ってしまうくらいだった。
私もそこに案内され、「ほとんど使わないアパートだからakiraちゃんも使っていいわよ」
と母から合鍵を渡された。

その時近所に住む叔母にも会った。
叔母は私に「ママのことをちゃんとみてあげてね。」
「親の面倒は子がみるものなのに」
「akiraちゃんの親なんだからもっと優しくしてあげたら」
「ちょっと思いやりがないように見えるけど」
「結局私(叔母)が面倒をみる羽目になるのかしら」
そのようなことを言われた時、母は自分の兄弟に私への不満や愚痴を話しているのだとわかった。
母は私が一緒に暮らさないこと(母を養わないこと)などの不満、そして私が母に冷たい態度をとっていると話していたのだ。

それを聞いて私は「はあ」としか叔母にこたえられなかった。

どんな言葉でも言い表せない感情になった。
私は小さい頃からずっと母の見方をしてきたと思うし、
母が原因をつくって夜逃げ、離婚したときも味方になり、
男性とのいざこざなども全て聞いて親身になってきたつもりだった。


母は昔から私に言っていた。
「悪口や噂話は、人には絶対言っちゃダメよ」
「それはよくないことだからね」
口癖だった。

「ママはね、akiraにだけは本当のことを言えるの」
「akiraにしか愚痴(悪口)を言える人はいないの」
「ママはね、他人(akira以外)には一切悪口を言ったことはないわ(これは大嘘だった)」

これも私への口癖だった。


このコトバ通りにとり母のことを信じていた。
大人になってからは母のことを疑問に思うことは多々あったが、まさか私(娘)の悪口や嘘を話しているところまでは想像していなかったし信じていた。
哀しさ、脱力感、どうしてという疑問、恐さ、そして罪悪感。
私がすべて悪いのか、というような、母からも他人からも責められている気がした。




ここまで書いたがあまりにいろんな感情が渦巻くためにうまく文章にならなくて困る。
書いていることは自分が思っていることだが、それ以上に複雑な気持ちがあるのに表現できない。
文章を書く前に頭の中でその時のことを思い出すと、感情が高ぶるのか一気に色々と考えて思い出し収拾がつかなくなり、
パソコンを前に頭で考えている時間だけですぐに1時間以上経ってしまう。
頭の中で一つのことを考えたいのに、すぐにたくさんの枝葉がつくように方々に散ってしまう感じ。
常に頭の中が忙しい。
考えの枝葉がつきすぎてその時せっかく考えたことが覚えていられないことが多々ある。

そして書きたいことがまとまっているかというと全くまとまらずバラバラなまま。
結局それが低脳(IQが低い)という証明なのだろう。
自分が残念でならない。


辻褄もあわず、内容があちこちに飛び、同じことの繰り返し表現、文としてなりたっていないな。


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by akisaku1231 | 2019-02-23 22:31 | 私の生育、環境
母(強烈な性格?)の娘である私akira(おそらくadd)との関係 そして一人息子natsuki(add)との関係についてのブログ