2019年 01月 21日
母の価値観
母は「ズルい」という言葉が当てはまるような、誠実とはかけ離れた価値観を持っている。
やっていいこと、悪いことは理解しているのに、常に人よりも自分の得になることに余念がない。
自分に利用できるか、得になるかが大事になるようだ。
例えば
●スーパーのサッカー台に薄いビニール袋が置いてある。
母はそのビニール袋をガラガラと約20枚?くらいとっていく(購入した品に利用しない)。
無料で提供されているものは、いくらでも貰った方が勝ちとのこと。
●電車バスで席取りに余念はない、順番を守らない(健康)。
●ビュッフェなどでは、食べきれないほど盛りつけ、人よりも多く取らないともったいない、他人が自分にない物をとっているのが許せない。
子どもだった私へのしつけとして
●親子参加イベントなどで、持ち寄りのお菓子、食べ物が並べてあったとする。
(大体の人数がわかっているイベントで大体一人どのくらいか目星がつくくらいの例)
母は「早く取りに行かなきゃなくなっちゃうじゃない。」「もうとろいんだから」「早く早く」
と私をせっつき、ごそっと人よりも断然多く取るように仕向けられた。
一人1回だと規定されていても、「akiraちゃんはのろまだから少ししか取れてないのよ。もう一回行って取って来なさい」
それが小さい頃からのある意味、私へのしつけだった。
他人のことなどお構いなしだ。多くとったことで誰かの分がなくなっていても、母は知らん顔できる人。
私は他人の行動や空気を読むことなど無関心だったから、母にせっつかれて取っていた行動もそういうものなんだと何も考えたこともなかった。
今振り返ると恥ずかしく、このような嫌な思い出はたくさんある(随分後から気がついた)。
母の性格によるものが多分にあると思われるが、のろい娘が歯がゆくてたまらなかったのもあったと思う。
妹は要領が良く(頭がいい)(上記の例でいえば多くもなく少なくもない量を一人で取れる)
母も妹のことはほっといても大丈夫くらいだったのかもしれない。
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by akisaku1231
| 2019-01-21 21:44
| 私の生育、環境

