2019年 01月 18日
母への隷属
小学校の頃、たまに友達がうちに遊びに来たあと(最中にでも)、
「あの子は品がないわ。親のしつけがなっていないのね。」
「あの子はあそこに住んでいる子ね。さすが上品よ」
「あの子のおうちはお金持ちそうね。仲良くしておきなさい」
「あの子は仲良くしてはダメよ。お行儀が悪いでしょ、近づかない方がいいわ」
そんな話を母は私にした。
母が言っていたこのような噂や悪口は、今になると勝手な母の想像だった。
母は人を評価したがる人だから、ただ面白がっていて軽口のつもりだったのだろう。
私は言葉通りに受け取るので、「なるほど、そうなのかな」と丸ごと信じた。
バカみたいに丸呑みこみで、自分で考えたりする能力はなかった。
悪口を言ってはいけないという母の口癖は自分はしっかり守り、頭の中にその情報を入れておくだけだった。
ただ自分が成長していく高学年くらいからは、心の中で母が植え付けるような言動により差別する心、
黒いものを芽生えさせていたのかなと今振り返る。
もちろんもともとの性格にその黒さがあり、母は関係ないかもしれない。
母のいうことは事実無根のことが多かったのだと今ではわかるが、言葉通り受け取るだけの能力しかなかった自分が情けない。
ブログに昔のことを書いているが私は記憶力がとても弱い。
何とか覚えている記憶らは、カラー写真を連写したような感じで覚えているものだ。
連写ということは、記憶のぶつ切りということだ。
記憶というのは不確かなものでもあると思う。特に私のような知能の低い者には。
後から無意識に何かを減らしたり増やしたりしている可能性が多いにある。
そんな記憶だが自分がおかしいと気づいた時から、昔を思い出すのはあまりに痛すぎる自分に嫌気がさし苦しい。
このブログも書いていて自己嫌悪に陥る。
母呪縛から逃れ始めた頃から、母を反面教師としてやってきたつもりだ。
ただ自分が発達障害(知能が低い)らしいと気づいてからは、自分の考えが幼稚だと思い知らされる(気づく)ことが多々だ。
それでも思い出すことで、自分がやらかしてきたことに気づくことで、息子に少しでもアドバイスできたらと願うがそれもどうなんだろうか。
いつものようにまとまらないひどい文章で嫌になる。
自分の言いたいことがまとまらず、頭の中は忙しい。
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by akisaku1231
| 2019-01-18 23:10
| 私の生育、環境

