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父と母の関係




Addなのか、生まれ持った性格か、IQも低い私、
母の言うことを素直に受け入れ、他人の行動に興味もなく、
反抗すら思いつかず、の、母の思い通りのロボットだった。
母のコピーではなく、命令指示されて動くロボットだった。
(もしコピーだったら、母に反抗して家の中の女帝の地位を母と争っていただろう。)

小さい頃から、落ち着いて座ることもでき、泣き叫んで何かを欲しがったりもせず、
おしゃべりでもなく、子どもらしいいたずらもせず、スーパーに行っても母の隣にじっといるような、
私はそんな扱いやすい子だったらしい。それはIQが低いのもあるのだろう。

反対に、妹は私と比べたら可愛らしい子どもらしい、やんちゃ(=普通レベル。定型発達)だった。
母の言うことはほとんど聞かずに学校での出来事や友達関係などをたくさん話を妹からするものだから、
母も自分の愚痴や悪口を妹に言う暇がなかったのだろう(今思うと)。
そして妹の話を母はいつも楽しそうに聞いていた。

母は「妹はよく学校での出来事などお話ししてくれるのに、akiraちゃんは全く話してくれないんだから」
と言うのが常だった。
それは違った。
私が話そうとすると、母はそれを遮って自分の話をしていたのだ。
母が妹の話を聞いたのち、子の話は全て聞いたとばかりに、母は自分のことを私に話す。
子どもと同じように今日の出来事の愚痴悪口(母の場合)を待ってましたとばかり私に話したがったのだ。
母は父に話すのではなく、私だった。

母の話を聞いた後、今度こそ私の話を聞いてくれるのかと思っていてもダメだった。
私はうまく話をまとめたり、会話が下手だったから言い終わるまでに時間がかかる。
今振り返ると、聞く側の母は私の話は面倒に感じてもいたのかもしれない。

なんで妹の話は楽しそうに聞いているのに、自分の話は最後まで聞いてくれないのだろうと感じていた。
母には聞いてもらいたかった。

私は性格が父よりだった。なので、父もaddに近かったのだと思う。
父も会話が苦手だけど、いつも穏やかで静かな人だった。
私のaddの一部は父からの遺伝が大きいと思う。

父と母が会話しているのはほとんど覚えていない。
私と同じで父も話し方がゆっくりで下手だったから、母は聴く時間が面倒臭く面白くなかったのだ。
母が一方的にベラベラ命令し、父が無言で命令されたことに従うというかんじだった。

私は父とはほとんど話をすることもなく大人になった。
父がいかに無能であるかなど悪口を嫌という程、母から聞いて育った私(自分で考えられない知能)が、
素直に飲み込むわけだから、父を尊敬できるわけもないし疎ましく感じながら育ったからだ。

父は母が決めたことについて(出かけるのも何か買うことも)、全て何も文句も言わずに行動していた。
父にはある意味、楽な生き方だったのかもしれない。
もしくは母に文句言っても聞いてもらえず罵倒され言い負かされるだけだったから諦めていたのかもしれない。

母はそんな父の全てが気に入らなかった。
気に入っていたのは何も文句を言わず給料を全て預けてくれたことだけだった。
おとなしいところが気に入っていた(自分の思うように使える)のにもかかわらず、
行動的でない面白みがないなど物足りなかったのだと思う。そして低収入の件も。
小さい頃から母が私に父の愚痴悪口を話していたので内容的にはそうだったのだと思う。

夫婦のことは夫婦にしかわからない、ということは理解している。
でもこの夫婦にとっては、addな父と攻撃的な母は、最初からそりが合わなかったと思う。
いつか破綻する時がくるのは当然だった。

私の性格は父似(add)であり、ということは、父が母と合わないのなら、私と母も合わない相性だった。
違う点は、父と母はある意味対等関係だが、母にとって私の存在は好き勝手にできる子分のような関係だったのかもしれない。
文句も言わず、母の思い通りに動き、母の愚痴や悪口を黙って聞き、そのことを誰にも言わない(言わせない)子分=ロボットだった。


母は娘たちが小学校の間は家で内職、中学に行くようになってから、外でパートの仕事を始めた。
そして、母が浮気をしたことが原因となり、家庭崩壊へと続く。
そもそも家庭は初めから破綻していたのに、外見だけ家族ごっこをしていたようなものだが。




続く





by akisaku1231 | 2019-01-15 21:27 | 私の生育、環境
母(強烈な性格?)の娘である私akira(おそらくadd)との関係 そして一人息子natsuki(add)との関係についてのブログ